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エギ王 K

4号。その選択肢を選ぶか選ばないかは完全に皆さんの自由ですが、ここでは、エギを半世紀にわたり作ってきたメーカーとして言えるエギ王K 4号のメリットを、少しだけお話させていただきます。私たちが考えるメリットは4つあります。まず最初のメリットは「大きいイカを狙うのに非常に有効である」ということです。当然、イカは大きくなればなるほど多くのエネルギーを必要としますが、彼らは大きくなればなるほど賢くもなります。少ない捕食回数でより多くのエネルギーを摂取しようと、大きなエサを捕食するようになるのです。ヤエンの釣りで20cm近いアジを泳がせても難なく捕食しますので、このことを考えると4号の12㎝(ハリ抜き)というサイズは決して大きなサイズではありません。釣り人にはやや大きく感じられるこのサイズでも、実は大型イカには一回の捕食で多くのエネルギーを摂れる格好の大きさのベイトに見えているのです。

ふたつ目のメリットは「ラフコンディションへの対応力」です。特に冬〜春にかけては、西高東低の気圧配置により北風が強まったり、春一番が吹いたりと、ラフなコンディション下での釣りを余儀なくされることが多くあります。エギ王Kは元来、ラフコンディションへの対応力の高いエギですが、ボディの大きい4号であればさらに安定したフォールをさせることができます。秋〜初冬と違い警戒心が増したこの時期のイカ狙いには、こうした微妙な差が釣果の差となって表れるのです。また、4号ならではの圧倒的な飛距離も、向かい風や横風が強い状況では強い見方になってくれます。

とにかくイカにアピールさせたい場面があります。イカが広範囲に散っているとき、水が濁っていてイカにエギを認識してもらえないとき、イカの活性が非常に高くとにかく自分のエギに気付いてもらいたいとき……。そんなときは、エギ王K 4号の3つ目のメリットでもある「アピール力の高さ」がモノをいいます。4号ともなると、水押しの強さは3.5号と比べて飛躍的にアップ。大きさという視覚的要素だけでなく、波動の強さでもイカに強烈にアピールすることができます。

エギ王K 4号の大きな特徴として「3.5号感覚で使えること」が挙げられます。これが最後、4つ目のメリットです。4号のエギを、シャクったときの重さを理由に敬遠するアングラーがいますが、エギ王K 4号に限ってはその心配は不要です。エギ王K 4号は3.5号をそのまま大きくするのではなく、高さや幅を少し抑えて大型化。そのため、シャクったときの抵抗感は3.5号とほぼ同じ。一日使っていても負担のこない設計になっています。