釣具は、魚が釣れてこそ評価がされる。いくら研究を繰り返したところで、釣れなければ意味がないのだ。YAMASHITAは長きに渡り、生態研究と多数のフィールドテストを行い、抜群の実績を証明してみせた。そこにはマダイを知り辿りついた真実があった。

これまで真鯛の捕食行動には多くの謎が残されてきた。そこで、真鯛がどの様にタイラバに食いついてくるのか、徹底的な生態研究を行った。真鯛はタイラバを後方から追い、ついばむ様にして捕食していると考えられていたが、実際にはヘッド付近へのアタックが集中していたのだ。さらに、低活性の真鯛では、大きな動きには反応しても口を使うまでに至らないケースも確認された。この低活性の真鯛にタイラバを喰わせる—。YAMASHITAの新たな研究課題が生まれた。

真鯛の捕食の真実を知ったYAMASHITAは、餌となるエビなどの生き物から発生する波動と、タイラバが生み出す波動は非常によく似た性質を持っていることを突き止めた。そして、この波動は、YAMASHITAの創業者である山下楠太郎が長年の研究から辿り着いた「波動理論」に基づいて生み出されたタコベイト(ゴールデンベイト)の波動とも非常によく似ていた。

低活性時の真鯛に喰わせるための研究が始まった。真鯛は、エビなどの甲殻類を好んで食べるが小魚類も同様に食する雑食性。そこで、新たな研究対象として着目したのが「イワシ」。その動きを突き詰める中、2つの答えを導きだした。イワシは泳ぐ時に頭を動かさないということと、エビとは違う波動を生み出していることだ。そこで、頭を動かさない=ヘッド部分をブレずに直線的に動くようにすること。イワシの波動・シルエットを作る新たな波動ベイトの開発を進めることになる。

波動ベイト鯛歌舞楽シリーズ
YAMASHITAは、まず最初に真鯛の主食となるエサを徹底的に研究した。そして、エサに近い波動を放つよう、70年以上の歴史をもつ不朽の名作であるタコベイトをベースに、改良を重ね、より真鯛の好む波動を作り出すことに成功した。生態波動論の理論を現在の技術で再現して生まれたのが鯛歌舞楽シリーズなのだ。

波動ベイトスリムシリーズ
低活性の真鯛攻略に求められる、より小型のエサに近いスリムな形状と小さな波動「弱波動」を再現をするために研究が進められた。スリムにするための、ボディ形状や足の本数の検証、弱波動を作り出すための波動コブの形状の新たな開発が進められた。足の本数は理想の波動を作り出す最小限まで減らしスリム化と弱波動の両立に成功した。そして、誕生したものが波動ベイトスリムだ。

波動玉 直進
頭を動かさない直進的な泳ぎを再現するための方法が検討された。海の中には当然流れがあり複雑な水流を受ける。そこで、着目したのがボルテックスジェネレーター(乱流突起)だ。航空機等に使用されるもので、突起部分が周囲に乱流をおこし、空気の流れの剥離を遅らせて安定飛行させるものだ。これを水の中で再現できれば直進的な動きを作り出すことができるのではないか。突起の形状や大きさなど数多くのテストを重ね安定した直進を作り出すことに成功した。

真鯛の生態・捕食行動にはまだまだ謎は多い。日々真鯛の生態研究を行なわれている。鯛歌舞楽シリーズの進化は、止まることはないのだ。

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