「新しい釣漁業の技術」山下楠太郎
37/194

理)・魚群の追う餌はほとんど、何万匹もの大群をなしているのが普通であります。サケや一一シンなどの場合でも産卵時や索餌のためには一個の個体の如39各睡釣漁具タコ》プランクトン、クラゲ等にしても海中では殆んど無色透明で僅かに眼の部分とか、夜光を発する部分しか見ることが出来ないのが普通であります。、、、、、、、、、、、、、、●●●●この様に保護色や無色透明で時折りキラリキラリと●●●●●●●●●●●●光るものが餌となっている。(山下式擬餌考案の理)ということに注目すべきです。現今、多くの擬餌や漁具が種々な色を考えもなく、使っていますが、一考すべきことであります。魚は不透明な物体で、黒い影を落して動くようなものを極度に嫌うようであります。この点透明で光るナイロンテグスやビニール製のゴールデンベイトなどは漁具として理想的である筈であります。現行の黒いタール染めの延細は魚の臭覚、視覚、聴覚に与える影響から見て決して好ましいものとは云えないものであります。深さに応じた太陽光線がもたらす海水色や、魚の保護色に合うように細や糸の色を研究すべきであります。●●●●●●●●●●●●●魚はどうして群魚群は一尾の餌を追ってはい●●団をなしているかない(山下式魚群誘導漁法の

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です