「新しい釣漁業の技術」山下楠太郎
56/194

‐■■沙》袈室イの一本釣にも使用され成果を上げております。同じ擬餌を使用しても、擬餌の仕掛け方や色彩により蕊蕊灘i議議議灘蕊蕊蕊蕊i蕊ピニ蕊58マグロ延縄用としては各県水産試験場が試験されておりますが、今の所は試験の段階を出ておりません。②沿岸漁業関係曳き釣りでブリやカツオ、メジ、サワラ、サバソウダガッオ、ハマチ)アオ)、カン。ハチ、ヒラマサ等、回瀞性魚族には北海道より九州沖縄迄、全国的に使用され、東北日本海方面ではマス、イナダ、ブリ、メジの曳細に多数使用されております。石川県方面では、タ蝿率§減舜難躍零塞夢彩§癖定評零殺幸群ドルシー‐ト(餌板)魚の喰い付きが非常に違っています。これは第一章の魚の視覚のところでお話したわけですが、天候、潮の色、追っている餌、水質とも関係があるわけであります。一般にブリ、ハマチ(イナダ、又はアオとも云う)カンパチ、ヒラマサ等の曳細の場合は、潮のにごっている時の方が喰い付きがよい様でありますが、潮の澄んでいる時は全色のものより半色のもの、又は色のウスイものを使用されますと効果が上っているようであります。カツオ、メジ類は、一般に潮のにごりを嫌って潮の澄んだ方を好むようです。擬餌の色彩の点は各漁場別に研究されているようであります。赤色のタコの上に白色のタコをかぶせたり、一、一一色、又は三色のタコやビニールシートを配合して使用されている漁業者(新潟県八幡浦漁協)もありますが、この場合、足の数が非常にふえますから適当に間引きして足の動きが活発に動くようにして使用されるとよいとおもいます。カナダの鮭鱒釣りではタコ、イカの頭に鉛を入れ

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です