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Maria フィッシングマイスター レポート vol.03

Mariaホームページへ、ようこそ!マリアフィッシングマイスターの永島です。2014年を迎え新たにお届けする【マイスターレポート】は、前作『フェイクベイツNL1』特集に次いで、まずは『スカッシュ』特集。今後もリリース予定の新製品が目白押しの中、私達マイスターが各々の目線で語る【マイスターレポート】を通じ、皆さんのフィッシングライフにお役立て頂ける情報を随時お送りしていきたいと思います!さて、今回の特集である『スカッシュ』。2013年4月にリリースされた125oフローティングタイプ(20g)、9月リリースの95oフローティング(10g)&シンキングタイプ(12g) 、10月リリースの125oシンキングタイプ(22g)といった計4アイテムから構成されたMaria が放つリップレスミノー第2弾です。前記した『フェイクベイツNL1』がシャロー攻略を主に≪喰わせの要素≫を強く意識した第1弾であるに対し(詳しくは前作の【マイスターレポート】で是非!)、『スカッシュ』は更に≪誘いの要素≫を加えたモデルとして登場。


またサイズやタイプにバリエーションを持たせる事で、広範囲且つ攻撃的な攻めが求められる磯やサーフ、繊細さやナチュラルなアプローチが時に結果を分ける干潟・河川、そして手軽にシーバスゲームを楽しむ事が出来るベイエリアやボートゲームといったように、様々なシチュエーションを攻略出来るラインナップになっています。その中でも、私自身のメインスタイルがウェーディングによるシャローゲームである事から、最も出番が多いのは95mmフローティングタイプ。喰わせ頃とも言えるこのサイズは、単にベイトやシーバスのサイズに合わせるという事だけでなく、時にセレクティブになる気難しいランカー相手にも遺憾なく威力を発揮。むしろ、対ランカー用のスペックを兼ね備えた『スカッシュ F95』は、シーズンを問わずルアーケースから外せないアイテムと言えるでしょう!


特筆すべき点は、125mmから受け継がれる卓越したキャスト性能。「飛ぶ!」と一言で片づけられないポテンシャルが、そこにはあります。
あくまで、このクラスのリップレスミノーをローテーションの一角として担わせた場合、通常125mm・18g 前後のプラグが主体となるケースが多いシャローゲームにおいて、それに合わせたロッド(ルアーウェイト表示で28g前後など)ではキャスト時にオーバーパワーを感じがち。それにより十分な飛距離が得られなければ、例え喰わせ頃サイズであっても効果は半減してしまいます。しかし『スカッシュF95』は、重量こそ標準的な10gでありながら大型タングステン球を搭載し、ボディ後方ギリギリまで移動を可能にした内部構造及びボディシェイプにより飛行姿勢も安定。普段私がウェーディング時に愛用している9.3ft/ウェイト表示36gのロッドでさえ、ストレスなく弾き飛ばす事が可能です。それは時に、サーフ・小磯といった他のシチュエーションにおいても武器に成り得る事は容易に想像出来るはず。

 


更にシンキングタイプの『S95』を交える事で、攻略レンジの幅が広がるばかりか異なる泳ぎの質により多彩な攻めへと繋がっていきます。従来シャロー攻略に於いて主軸となっていたのは『フェイクベイツNL1』と『ブルースコードC90』。共に今更多くを語るまでもない両雄ですが、「ややボディサイズを落としたい、ややレンジを下げたい、やや動きを強めたい」といった一見僅かながら、それでいて最終的にヒットへと導く“重要な差”をカバーしてくれるのが、『スカッシュF95』です。スロー〜ミディアムリトリーブに適したロールよりのウォブンロールアクションを基本としながらも、頭部の幅広いフラット面が水流を受け流す事で流れの変化により生まれるフラつきアクションも併せ持ち、オートマチックにもバイトを誘発。そのアクション性能は、気難しいランカーにも思わず口を使わせる要素が盛り込まれています。


S95』は、更にフラつきアクションを意識し、「よりレンジを下げたシンキングペンシル」のイメージで扱う事も可能。河川のドリフトや磯で流れに送り込むなど、漂わせる釣法にもマッチしたアイテムと言えるのではないでしょうか。また、先立って発売した『スライス』で人気を博したカラーも採用するなど、既存モデルとはカラーラインナップも一新。多少余談にはなりますが、一般的に《ナチュラル系》・《アピール系》とカラーが大別される中、ルアーが擬似餌である以上魚に対しては全てが《アピール系》だと考えています(勿論、見た目の区別で使われるケースもあるとは思いますが)。例えば、《ナチュラル系》の代表格とも言えるイワシカラー。確かに見た目はナチュラルですが、ホログラムであったりメッキであったり、その輝きが日中もしくは澄んだ潮の中で魚に対し強くアピールしている。逆に《アピール系》と言われるパール色は、濁りの気味の潮の中でボンヤリとしたアピール。


《ナチュラル系》か《アピール系》という括りではなく、言ってみればアピールの強弱、もしくはアピールの質の違いといった表現がカラーを選ぶ上での基準になると思えます。参考までに、ナイトのウェーディングゲームが主体となる私が5色選ぶとすると、
@05P(チャートパール)
A11H(ボラグロー)
B13H(アピールアカキン)
C15H(アピールコットンキャンディ)
D17C(透けチャート)

となります。そういった意味においては、Maria独自の技術で新たに生み出された“デザインホロ”という手法は、従来にないアピールの組み合わせを表現出来る事によってカラーセレクトの幅を広げる事でしょう。と同時に、今後に可能性を感じさせてくれるカラーリングとして、期待が持たれます。 まだまだ寒さ厳しい日々が続いていますが、安全面やマナー、環境問題など釣りを取り巻く様々な背景に十分配慮した上で、この素晴らしきシーバスゲームを『スカッシュ』と共に楽しんで頂ければ幸いです。